
各地に大きな影響をもたらしている大型の台風6号は、午前4時半ごろに和歌山県南部に上陸したのち、東海の南の海上を進み、関東に最接近しています。
台風は、今後も東寄りに進み、あす(4日)には東の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。

今回の台風6号では、接近前から各地で雨脚が強まり、接近してからは、徳島県や和歌山県、静岡県、神奈川県に相次いで線状降水帯が発生するなどして、太平洋側を中心に記録的な大雨となりました。
24時間雨量は、尾鷲(三重)で535.5ミリ、窪川(高知)で440.0ミリ、福原旭(徳島)で436.5ミリを記録しています。
東京都心でも175.0ミリを観測し、わずか1日で平年の6月1か月分を上回る大雨となりました。
台風の東進に伴って、現在、関東の雨はピークを越えてきています。
ただ、これまでに降った雨で、地盤が緩んでいたり、増水している川がありますので、引き続き、危険な場所には近づかないようご注意ください。
また、午後3時現在、近畿から東北にかけて、台風の強風域(風速15メートル以上)に入っています。
関東の沿岸部では、今夜遅くにかけて暴風が吹くおそれがありますので、帰宅する際は風にあおられて転倒しないように十分お気を付けください。
福島県や宮城県など、東北南部の太平洋側では、あすにかけても断続的に雨が降り、雨量がさらに増えそうです。明け方にかけて、土砂災害や低地の浸水、川の増水、暴風などに警戒が必要です。
執筆者:伊藤宏幸


