
気象庁はきょう(17日)、最高気温40℃以上の日の名称について、「酷暑日」と決定しました。
気象庁ホームページで実施した一般向けアンケートの結果や、有識者の意見を踏まえたものです。
これまでに40℃以上を観測したのは、統計開始以来、全国で108回。2018年以降は40℃以上の気温が毎年観測され、顕著な高温が頻発している状況です。

特に去年(2025年)は30回と、過去最多となる回数を記録しています。中でも、2025年8月5日は伊勢崎(群馬)で41.8℃と全国の観測史上最高気温を更新しました。全国的にも35℃以上の猛暑日が続出した日となっています。

暑さを表す用語に関しては、最高気温35℃の日を指す「猛暑日」が2007年に定義されています。
実はその夏は早速記録的な暑さとなり、熊谷(埼玉)と多治見(岐阜)で40.9℃を観測。当時の全国最高気温だった山形での40.8℃を上回った年でもあり、40℃以上の気温は全国で合わせて7回も観測されました。
この2007年「猛暑日」と定義する際に、「猛暑日」ではなく「酷暑日」という名称の提案もあったそうです。「猛」と「酷」には同じように“程度がはなはだしい状態”を示す意味がある一方、「酷」には否定的な意味での使われ方をする場合もあることから、当時「猛暑日」が採用されたとのこと。
それから20年近く経ち、「酷」が適切と言えるような暑さになってしまのかもしれません。
気象庁の長期予報によると、今年(2026年)の夏は、いまのところ“高温になる可能性が高い”という情報がでいます。今年も、最高気温40℃以上の「酷暑日」が出現してしまうかもしれません。
この新しく決定された用語が、今後顕著な高温への警戒を呼びかけるのに、効果的に活用されることになりそうです。
執筆者:宇野日和


