
岩手県大槌町ではきのう(22日)山林火災が発生し、きょう(23日)も延焼が続いています。
岩手県沿岸では週末にかけて晴れ、空気の乾燥した状態が続く見込みです。
27日(月)~29日(水)は低気圧の影響でくもりや雨となり、待望のまとまった雨になる可能性があります。
岩手県内では先週から連日のように乾燥注意報が発表され、火災の発生しやすい状況となっています。
乾燥注意報の発表基準は、
・最小湿度…空気がどのくらい乾燥しているか
・実効湿度…木材がどのくらい乾燥しているか
の2つを目安にしています。
最小湿度はいわゆる湿度のことで、1日のうちで最も低い値のことです。
実効湿度はあまり聞きなじみがありませんが、数日前からの湿度を考慮した木材の乾燥具合のことです。
最小湿度と実効湿度の変化には時間差があり、雨が降って空気が潤っても木材の中まですぐに潤うわけではありません。
乾燥注意報の発表基準の数値は地域によって異なり、岩手県では、
①最小湿度40%、実効湿度65%、風速7m/s以上が2時間継続
②最小湿度35%、実効湿度60%
と定められています。
山林火災は冬から春にかけて多く発生し、特に2月~5月に多くなる傾向があります。
落ち葉が積もって林内に燃えやすいものが蓄積されるうえに、空気が乾燥し、風が強まりやすいためです。
また、山菜採りなどのために山に入る人が多くなることが原因として挙げられます。
乾燥注意報が発表されている場合は火の取り扱いに注意して、特に風の強い日は屋外で火を使わないように心がけましょう。
執筆者:澤井明子


