「流域治水」を自分ごとに 気象キャスターが伝える水害への備え

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8月21日、国土交通省 近畿地方整備局で「流域治水アンバサダー(防災気象情報)」第2期の委嘱式が行われました。
会場では、流域治水アンバサダーへの委嘱状交付のほか、第1期の活動事例の紹介や、河川管理者との意見交換が行われました。

私も流域治水アンバサダーの一人として委嘱状を受け取り、意見交換に参加しました。

「流域治水」と聞くと、少し難しく、堅い言葉に感じるかもしれません。
流域治水とは、気候変動によって水災害のリスクが高まる中、河川管理者だけでなく、国や自治体、企業、住民など、流域に関わるさまざまな人が協力して水害対策に取り組む考え方です。

意見交換の中で、繰り返し話題に上がったのが「流域治水をどうすれば自分ごととして捉えてもらえるか」ということでした。

「流域治水」という言葉自体は難しく感じても、その取り組みは、実は私たちが暮らす街の身近なところにもあります。
例えば、田んぼに降った雨水を一時的に貯め、下流へ流れ出る水の量を抑える「田んぼダム」も、流域治水の取り組みの一つです。ほかにも、家庭や企業など、私たちの身近なところでできる取り組みがあります。

国土交通省サイト 水辺の情報案内カワナビ

まずは身近な取り組みに気づき、「これも流域治水なんだ」と知ること。
そうした気づきが、水害への備えを自分ごととして考えるきっかけになるのではないでしょうか。

行政とアンバサダー、それぞれの立場から意見が交わされるなかで、流域治水を「伝える」ためのヒントが見えてきました。


左から土井邦裕、宇野日和、向笠康二郎

気象キャスターとして日々の天気を伝える中で、大雨が予想されるときに危険を伝えるだけではなく、普段から地域でどのような備えが行われているのか、私たち一人ひとりに何ができるのかまで伝えていくことが大事だと考えます。

流域治水アンバサダーとしての活動を通じて、少し難しく感じる防災の話を、暮らしに近いところから届けていきます。

執筆者:宇野日和
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