
気象庁は2026年から最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と呼ぶことにしています。
名古屋市は、人口が100万を超える“百万人都市”としては全国唯一「酷暑日」を観測。(2026年7月時点)

全国的に見ても暑い都市といえます。
その名古屋ではどのように熱中症対策が行われているのか?
街のユニークな取り組みを3つ紹介します。
① 「避暑やすみスポット」の設置
2024年から熱中症特別警戒アラートが発表された際には
クーリングシェルターが開放さるように
法律で決められています。
名古屋市は、この取り組みに加えて
熱中症特別警戒アラートの発表の有無にかかわらず
暑さを避けられる「避暑やすみスポット」を開設しています。
暑さが本格化してきた7月。
“ひしょやすみ”のために名古屋市中区役所を訪れてみると
わかりやすく旗が掲げられていました。
炎天下でも やむを得ず移動しなければいけない時など
気軽に入れる涼しい場所があることで、
体への負担を軽減できます。


② 湧水を活用したヒートアイランド現象の緩和の実証実験
地下鉄トンネル内の湧き水を地上に汲み上げ
保水性を高くした舗装へ送ることで、
路面を冷やす実証実験が
昭和区 川名公園の脇の歩道で行われています。
猛暑日の昼過ぎ、
強い日差しが照り付ける路面を触ってみたところ
通常舗装の部分は手で触っていられないくらい熱かったですが
湧き水を送っている保水性アスファルト舗装は熱さが控えめになっていました!

名古屋市の資料によると、
真夏の環境下で
通常舗装より路面温度が20℃以上低くなった結果が出ており
都市部の暑さの緩和が期待されます。
③ 「金鯱水(きんこすい)」の設置
“金鯱水”とは、水道水直結の冷水機のことで
2026年8月現在、名古屋城下の「金シャチ横丁」など6つの観光スポットに設置されています。

その一つが東区のオアシス21内にある「オアシス金鯱水」。
金鯱のデザインでインパクト大!
冷たい水を無料でマイボトルに補給することができます!
実は名古屋市の水道水、硬度が大都市の中で最も低い軟水で
口当たりがまろやかなことも特徴です。

また、マイボトルへの給水を促すことで、使い捨て容器の削減にもつながります。
金鯱水は6つのスポットそれぞれ冷水機のデザインが違います。
観光と合わせて巡ってみるのはいかがでしょうか?

金鯱水の詳細はこちら
以上のように、「酷暑日」を2度も経験した“百万人都市”名古屋では
暑さを乗り切るための工夫が あちこちに見られます。
名古屋市の取り組みは「暑さに強いまちづくり」のヒントとなりそうです。
訪れた際は、ぜひ街の暑さ対策にも注目してみてください!


