
41.8℃。2025年、日本で一番アツイ街となった伊勢崎市。
駅前にはパネルが飾られています。
伊勢崎市のキャラクター「くわまる」がお水やうちわで暑さをしのぐ様子も。

この記録が出たのは2025年の8月5日。
当時を振り返ると、特に関東で気温が上がり、
県内では伊勢崎をはじめ5地点で40℃以上。
文字通りこれまでに経験したことのない暑さとなりました。
なぜこのような記録的な暑さとなったのか。主な理由はこちらです。
・長時間の日ざし ・上空の暖気 ・熱の蓄積 ・フェーン現象

当日の天気図を見ると、
東日本付近は南から高気圧に覆われ、長い時間日ざしが届き、
上空にも高温の空気が入っていました。
群馬県内では桐生でこの日までに18日連続の猛暑日を観測するなど、
まとまった雨もなく、熱がたまりやすくなっていたと考えられます。

そこにフェーン現象が追い打ちをかけます。
フェーン現象とは風が山を吹き降りる時、山の風下側で気温が上がる現象のこと。
県内には北側と西側を中心に高い山がたくさんあります。
この山を越える風が後押しし、記録的な高温となりました。
さて、その「山」は群馬県にとって身近な存在です。
群⾺県には⽇本百名⼭が数多くあり、その数は全国でもトップクラスです。
山への愛着は運動会のチーム分けにも表れています。
多くの学校では「紅組」、「白組」ではなく、
「赤城団」、「榛名団」、「妙義団」など山の名前で決めています。
実際にその山々を見に行ってきました。

こちらは赤城山。
すそ野は富士山に次ぐ長さとも言われています。広大な感じがしますよね。

次に榛名山系。
榛名富士とも呼ばれる形の綺麗な山があります。

最後に妙義山系。
県庁の展望ホールから撮影したのでちょっと距離がありますが、
近くで見るとごつごつした荒々しい雰囲気があります。
群馬県はこういった山々に囲まれていること、
かつ海から遠く比較的涼しい空気が入りにくいこともあって、
高温になりやすい地域なんです。
では、この暑い土地ならではの取り組みをひとつご紹介します。
それが伊勢崎市の「暑さ対策ハンドブック」です。
2025年の記録的な暑さをきっかけに作成されました。
冊子の中には市の温暖化対策をはじめ、
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の位置、
ミストやグリーンカーテン、噴水の設置場所など細かく記載されています。
伊勢崎市の指定暑熱避難施設はおよそ60か所。
熱中症予防を強化するため、
5月~10月にかけて平日を中心に開放している所が多くなっています。


実際にこのハンドブックをもとにまちを散策したところ、
冷房の効いた施設や給水所を設けている場所で休憩をとることができました。
また、駅前でミストを浴びている学生や
噴水で水遊びを楽しむお子さんもたくさんいて、
市が一体となって暑さ対策に力を入れている様子を肌で感じました。

「日本一暑いまち」から「日本一暑さに強いまち」を目指して。
市の取り組みを活用しつつ、
一人一人が暑さへの危機感を持つことが大切だと感じています。
私も群馬県民の一人として、暑さに強い身体づくりを目指します。
まずは朝のランニングから。三日坊主にならないよう笑、ちょっとずつ。

